西澤研ブログ
関西大学 環境都市工学部 建築学科 建築保存工学研究室のブログです。 研究室での活動や調査の様子を公開しています。
夏~丹波編~
残暑お見舞い申し上げます。
いつの間にか、8月も明日で終わりですね。
とりあえず、報告を・・・
去る8月12日~14日に、
兵庫県の篠山市~丹波市の古民家再生現場や武家地、城下町を見学に行って来ました。
今年からの授業カリキュラムの1つで、西澤先生の授業に参加させてもらいました。
3日間でしたが、超がつくほどの盛りだくさんの内容で充実してました。
☆1日目☆
学校出発
まずはじめに、篠山市の才本先生の建築事務所を見学させてもらいました。
古民家を再生した建物で、あえて2階のベランダに柵がなかったり、
(これがいいんです!!)格子かなと思ったらそれが雨戸に変わったり、
驚きと感心がいっぱいあって、勉強になりました。
クーラーをつけなくても風が家中を駆け巡ってるのも最高でした!!
スイカとジュース、ご馳走様でした☆
そして、町歩き。
うだつが気に入ったので撮ってみました。
ここ、篠山は黒豆の産地で、黒豆をあしらったキャラクターもありました。名前は忘れてしまいましたが、記念なので、先生と2ショットです。
予想以上の暑さに完全にやられてしまいましたが、
見学する先々でそこの人がお茶を出して下さり、
人の温かさを強く感じた1日目でありました。
宿泊先は、青垣市にある関大の佐治スタジオです。
普通の民家を立て直した感じの家なんですが、
夜になると近所の人が遊びに来たりして、
集会場といった感じでしょうか・・・。
2階の暑さは半端なかったですが、居心地はすごくよかったです☆
☆2日目☆
朝、早く起きたので近くを散歩してみました。
写真のようにのど~かで、
時間がゆ~くり過ぎていく感じがしました。
蛙も普通にいました。
現在は、自由に見学ができて、
西澤先生のようなポーズで写真も撮れちゃいます。
小学校として機能していた時もあったそうですが、
建物を縮小して、その頃の面影はほとんどありませんでした。
お昼ごはんは、お弁当を持って
涼しい場所を求めて、階段をテクテク上り、
八幡宮にやって来ました。
暑さのあまり、高さおよそ2.5mの石段から飛んでみました。桝井先生からは反対されましたが・・・。
先生に「何を考えているか分からない子どものようなことをしますね」と言われました。気持ちだけはやんちゃな小学生でいいですか。
三十塔の一番下の屋根の四方にはそれぞれ顔の違った力士が屋根を支えていました。
実に中国っぽかったです。
午後は、上久下村の水力発電所跡地に見学に行きました。
保存状態があまりよくないらしく、
屋根に穴が開いてたりと、
このままではどうにもこうにもいかない状態でした。
2日目も晴天に恵まれ、見学にはちょうどよかったのですが、
なんせ、8月中旬。
ア・ツ・ス・ギ・ル・・・・
レッサーもお疲れのようで。
2日目の夜は、スタジオの近くの佐治川でお祭りがありました。
ホタテを食べたり、
鹿肉を食べたり、
カキ氷を食べたり、
差し入れのいなりずしを食べたり、
食にはかなり充実してます。
お祭りの時に、地元の方にお話を聞く機会があり関大の活動について考えました。
その方は、町でも有名な方らしいのですが、
率直に
「関大生がこうやって佐治にスタジオを作って、学生がたくさん来てくれたとしても、この町は栄えない」
と、言われました。衝撃でした。
でも、その本当の意味は違うんです。
関大生が来ても意味がないってことではなくて、関大生がどんなに活動しても国の政策が変わらなければ意味がないってこと。お米をいっぱい作っても国がお米を輸入している以上、ここで作られたお米の値段は安いし、下手したら機材を使うお金の方が高くなってしまう。国の問題らしいです。
私たちに何ができるのでしょう。
考えさせられました。
☆3日目☆
神子畑鋳鉄橋を見学してきました。
この橋は、トラス構造で支えられてるのですが、左右対称じゃないところに不思議があるそうです。
小川で魚をみつけました。
川は冷たくて気持ちよかったです。
見学最後を飾るのは生野銀山。
中は年間を通して13℃だそうで、はじめはヒンヤリ涼しかったのですが、
途中から寒さを隠し切れませんでした。
冬場に行くと温かく感じるそうです。
案内人のおじさんが、
どうやって掘っていってたかとか道具は何を使ってたかとか
詳しく教えて下さいました。
掘った鉱石を運ぶトロッコ列車。
見学道にも線路の名残のようなものがありました。
昔の人は、いつ崩れてくるかも分からない鉱山に入って、
体を真っ黒にしながら鉱石を掘って、
生活をしていたんだなと思うと、
今の生活は本当に快適ですね。
3日間、とにかく濃かったです。暑かったです。
先生もおっしゃっていましたが、1週間くらい旅をしていた気分でした。
夏の思い出になりました。
written by 4年西川
いつの間にか、8月も明日で終わりですね。
とりあえず、報告を・・・
去る8月12日~14日に、
兵庫県の篠山市~丹波市の古民家再生現場や武家地、城下町を見学に行って来ました。
今年からの授業カリキュラムの1つで、西澤先生の授業に参加させてもらいました。
3日間でしたが、超がつくほどの盛りだくさんの内容で充実してました。
☆1日目☆
学校出発
まずはじめに、篠山市の才本先生の建築事務所を見学させてもらいました。
古民家を再生した建物で、あえて2階のベランダに柵がなかったり、
(これがいいんです!!)格子かなと思ったらそれが雨戸に変わったり、
驚きと感心がいっぱいあって、勉強になりました。
クーラーをつけなくても風が家中を駆け巡ってるのも最高でした!!
スイカとジュース、ご馳走様でした☆
そして、町歩き。
うだつが気に入ったので撮ってみました。
ここ、篠山は黒豆の産地で、黒豆をあしらったキャラクターもありました。名前は忘れてしまいましたが、記念なので、先生と2ショットです。
予想以上の暑さに完全にやられてしまいましたが、
見学する先々でそこの人がお茶を出して下さり、
人の温かさを強く感じた1日目でありました。
宿泊先は、青垣市にある関大の佐治スタジオです。
普通の民家を立て直した感じの家なんですが、
夜になると近所の人が遊びに来たりして、
集会場といった感じでしょうか・・・。
2階の暑さは半端なかったですが、居心地はすごくよかったです☆
☆2日目☆
朝、早く起きたので近くを散歩してみました。
写真のようにのど~かで、
時間がゆ~くり過ぎていく感じがしました。
蛙も普通にいました。
朝食後、
柏原(カイバラ)町を散策しました。
ちなみに、どうでもいいですが私は大阪柏原(カシワラ)市在住です。
これは陣屋。
柏原(カイバラ)町を散策しました。
ちなみに、どうでもいいですが私は大阪柏原(カシワラ)市在住です。
これは陣屋。
西澤先生のようなポーズで写真も撮れちゃいます。
小学校として機能していた時もあったそうですが、
建物を縮小して、その頃の面影はほとんどありませんでした。
お昼ごはんは、お弁当を持って
涼しい場所を求めて、階段をテクテク上り、
八幡宮にやって来ました。
暑さのあまり、高さおよそ2.5mの石段から飛んでみました。桝井先生からは反対されましたが・・・。
先生に「何を考えているか分からない子どものようなことをしますね」と言われました。気持ちだけはやんちゃな小学生でいいですか。
三十塔の一番下の屋根の四方にはそれぞれ顔の違った力士が屋根を支えていました。
実に中国っぽかったです。
保存状態があまりよくないらしく、
屋根に穴が開いてたりと、
このままではどうにもこうにもいかない状態でした。
2日目も晴天に恵まれ、見学にはちょうどよかったのですが、
なんせ、8月中旬。
ア・ツ・ス・ギ・ル・・・・
レッサーもお疲れのようで。
2日目の夜は、スタジオの近くの佐治川でお祭りがありました。
ホタテを食べたり、
鹿肉を食べたり、
カキ氷を食べたり、
差し入れのいなりずしを食べたり、
食にはかなり充実してます。
お祭りの時に、地元の方にお話を聞く機会があり関大の活動について考えました。
その方は、町でも有名な方らしいのですが、
率直に
「関大生がこうやって佐治にスタジオを作って、学生がたくさん来てくれたとしても、この町は栄えない」
と、言われました。衝撃でした。
でも、その本当の意味は違うんです。
関大生が来ても意味がないってことではなくて、関大生がどんなに活動しても国の政策が変わらなければ意味がないってこと。お米をいっぱい作っても国がお米を輸入している以上、ここで作られたお米の値段は安いし、下手したら機材を使うお金の方が高くなってしまう。国の問題らしいです。
私たちに何ができるのでしょう。
考えさせられました。
☆3日目☆
神子畑鋳鉄橋を見学してきました。
この橋は、トラス構造で支えられてるのですが、左右対称じゃないところに不思議があるそうです。
小川で魚をみつけました。
川は冷たくて気持ちよかったです。
見学最後を飾るのは生野銀山。
中は年間を通して13℃だそうで、はじめはヒンヤリ涼しかったのですが、
途中から寒さを隠し切れませんでした。
冬場に行くと温かく感じるそうです。
案内人のおじさんが、
どうやって掘っていってたかとか道具は何を使ってたかとか
詳しく教えて下さいました。
掘った鉱石を運ぶトロッコ列車。
見学道にも線路の名残のようなものがありました。
昔の人は、いつ崩れてくるかも分からない鉱山に入って、
体を真っ黒にしながら鉱石を掘って、
生活をしていたんだなと思うと、
今の生活は本当に快適ですね。
3日間、とにかく濃かったです。暑かったです。
先生もおっしゃっていましたが、1週間くらい旅をしていた気分でした。
夏の思い出になりました。
written by 4年西川
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
カウンター
プロフィール
HN:
関西大学・建築学科・西澤研究室
年齢:
17
性別:
非公開
誕生日:
2007/04/01
職業:
建築保存工学
趣味:
旅芸人・食べ歩き
自己紹介:
関西大学 環境都市工学部 建築学科 建築保存工学研究室の公式ブログです。
時々研究室の様子や活動内容に関する記事を書いています。
時々研究室の様子や活動内容に関する記事を書いています。
最新記事
(08/07)
(12/21)
(11/06)
(11/05)
(11/01)
カレンダー
最新CM
[08/25 q2ac0ec341]
[08/24 l7dh0ri909]
[08/24 w6su5ct704]
[06/04 NONAME]
[05/24 平社長]
この記事へのコメント